採用情報

み上げたノウハウと
柔軟な発想力を生かして、
世界が驚く新しいモノを生み出す。

開発部
  • 2013年入社
  • 理工学部 交通科学科 卒

彩なアプローチ方法を試して、
カーメーカの期待を越える開発を。

開発部では、カーメーカが指定する仕様に合わせて、新しい製品をカタチにしていきます。これがニーズ(Needs)型開発への対応です。その一方、当社でまだ扱ったことのないモノを、ゼロから考えていく開発にも着手しており、これはシーズ(Seeds) 型開発に分類されます。いずれも製品の目標を設定するところから仕事が始まり、製品の設計、生産技術の検討そして量産など、モノが世に出るまでの、あらゆる工程と関わりを持つので、幅広い知識が必要です。当社が積み上げてきたノウハウを最大限生かすのはもちろん、柔軟な発想力を駆使しながら、カーメーカの期待を上回る製品を創造します。
現在の私のミッションは、北米向けの新製品の企画・開発です。日に日に厳しさを増す北米の燃費規制をクリアするために、カーエアコン用ホース配管でも、例えば軽量化、高効率化等で燃費向上に貢献せねばなりません。
先日、社内にて私が構想した、とある製品の設計の認可を取得しました。ここに到達するまで約1年、様々なテストを繰り返してきたので、ようやく次のステップに進むことができ、ひとまず安心。しかし、1年後には、製品の構造、寸法そして性能の全てを満たした設計を完成させる必要があるので、まだまだ油断は禁物です。

術革新を成し遂げるという
使命をまっとうするのが開発者。

実は北米向け新製品の開発は、当社では随分前から始まっておりました。しかし、性能の問題が解決できず、暫くの停滞を余儀なくされましたが、簡単には諦めません。会社は、解決するための構想・開発を着々と続けてきました。
私はこの案件に2015年から関与を開始、現在は主担当となりました。性能を高めるために、材料メーカと協同で精力的に開発を推進したのですが、理想の結果は得られませんでした。そこで私は、新しいアプローチを試みることを決断しました。これが、性能問題を解決する契機としたいと考えています。新しいアプローチは、材料メーカ、当社そして私にも、全く新しい挑戦です。おそらく過去に出会ったことのない障壁が待ち構えております。しかし、弱音を吐いてはいられません。技術革新を成し遂げるという使命を全うすることが開発者だと考えていますから。

界を意識できるチャンスがある。
これぞグローバルサプライヤー
ならではの醍醐味。

私は、北米向け新製品の他にも、複数の開発に関わっています。そのなかの1つは、デンソーとの共同開発で、これが完成した暁には、業界に驚きを以って迎えられるかもしれません。この取組みは、現在は私の上司が主管となり、私はサポートを行っておりますが、更なる関与を要請されております。私も、この共同開発に深く関与し、自分のアイデアを注ぎ込み、例えば、それが世界初となる喜びを味わってみたいです。
このように、当社では世界を意識できるチャンスに出会えます。世にないモノを考えてカタチにし、それを世界中に供給できるのは、グローバルサプライヤーならではの醍醐味と言えるのではないでしょうか。その反面、不具合が発生した際の影響も大きいので、スタートからゴールまで気を許してはならないと、常々自分に言い聞かせています。

わる領域が広いから、
製品に対する想いは誰よりも強い。

新たなアイデアが浮かんだ時、それが理想の結果につながるか否かを立証できれば、会社は、そのアイデアを採用してくれます。私は、若い年代でも裁量を付与される仕事ができる会社を探していました。なぜなら、自ら知恵を振り絞りって仕事に取り組むことができれば、自身の成長スピードが、より早くなると考えていたからです。この点において、当社は裁量の付与を推進していますから、のびのびと働けます。
現在、私が取り組んでいる北米向け新製品の企画・開発というダイナミックな案件においても然りです。しかし、自分のアイデア採用頂く以上、期待に応える責任も伴うので、任せられた仕事を完遂する強い気持ちが必要です。私は、開発者として、新たなアイデアが浮かんだ時に、嬉しくなりますし、そのアイデアが採用されたときも嬉しくなります。けれど、製品が世に送り出され、お客様から高い評価を頂いたされた時こそが、もっとも大きな嬉しさを感じます。
開発者は新製品の企画と開発を行うことだけが仕事ではありません。目標を達成するためには、社内外問わず、多くの皆様と協同し、あらゆる工程に入り込み、議論を行います。このように、関わる領域が圧倒的に広いからこそ、製品に対する想いは誰よりも強くなるのではないでしょうか。
今後の目標

開発の日程感覚を養って、
遅延なく製品を供給したい。

いよいよ大詰めの北米向けの新製品ですが、実は私が主担当として、企画から量産までコントロールすることは、今回が初めてであり、まだまだ、全体の流れが熟知できていません。開発と並行して、お客様が要求する開発のスケジュールと、当社が認識しているスケジュールの差についての理解を深めるために、当社が「いつまでに、何を、どこまで進めるべきか」を、徹底的に調整することを考えています。量産に漕ぎ着けるまで、まだまだ紆余曲折を経ると考えていますが、遅延なくお客様に製品を供給したく活動を進めていきます。

1日のスケジュール

09:00出社

フレックスを使って出社
メールチェックから取りかかり、
問い合わせの対応や1日の予定を確認。

09:30製品の検討

開発中の製品について
求められる機能をCAD上で検討。

12:00昼食

社食で食べることが多いが、時々外食。

13:00実験と評価

開発品の実験と評価。

16:30打ち合わせ

仕入れ先と開発品のコストダウンや
機能アップについて打ち合わせ。

17:00資料を作成

社内打ち合わせや
報告イベントに向けて資料を作成。

19:30退勤

名古屋市内の自宅へ。

キャリアステップ

1-2年目

2013年入社
開発部に配属され、
4年先に発売されるクルマ向けの
ホース・配管部品の開発に携わる。

2年目

北米向けホース・配管部品の
開発業務に携わる。

3-4年目

北米向け新製品開発と、
2重管式内部熱交換器(SCX)の
性能アップのための開発業務に携わる。

5-6年目

北米向け新製品開発業務の主担当として、
製品開発業務推進中。